前作、前々作についてはこのブログでも感想を書きました。
で、正直な話「2」がイマイチだったんで、「3」はどうしようかな、って思ったものの、あまりに「エグい」って感想を聞くもんで怖いもの見たさもあって観に行ってみた。
ストーリーに関しては、まぁ、ノーコメントで。
面白くなかった、っていうんじゃなくて、これまでのシリーズを観てないと意味分からんし、思いっきり前作のネタバレにもなるんで。とりあえず、シリーズ通して観ていれば、一つの区切りがついたって感じのストーリーで、いつも通りの最後のどんでん返しもある。
もうね、そんなことはどうでもいい。
この映画、とにかく痛い。
劇場に客が少なかったから油断してた、ってのもあったと思いますが、映画を観ていて思わず「痛ッ!」って声が出てしまった。目を背けるって事はなかったけど、ずっと眉間にしわ寄せてる、っていうようなシーンは何度かあった。
で、この映画はそういう残酷描写を隠さない。
例えば一般の映画では、銃で頭ふっとばした、ってなったときには、銃声だけを聞かせた後で倒れてる人間の首から下を映す、なんてことをしますが、この映画はその吹っ飛んだ頭をまともに見せる。「いやいや、見せんでも分かってるって」とか思いながら観てた。
40点前後かなぁ。このぐらいの点数にならざるをえんでしょうねぇ。いくつかの意味で「一見さんお断り」な映画。あと、やっぱりあまりに残虐すぎる。本来、このシリーズはシチュエーションを楽しむ感じだったと思うんですが、ただの拷問SHOWみたいになってるし。
「4」を作るとか作らんとか言う話もありますが、もういいと思う。
そろそろやめとかないと「ロッキー」みたいにグズグズした感じなりかねない。
「1」が面白かっただけに、もったいない。