2009年11月30日

イングロリアス・バスターズ

有給とってイングロリアス・バスターズ観てきた。

「タランティーノ」、「ブラッド・ピット」、「ナチス」と好きなものが三拍子揃ってる時点で、面白くないわけないじゃないか、と大いに期待して劇場へと向かいました。


ナチスに自分以外の家族を殺されたユダヤ人のショシャナと、アルド中尉の率いるナチス殲滅用特殊部隊「バスターズ」が、ナチス将校の集まる映画の上映会を狙ったテロを各々で計画する、っていうのが話の本筋。
ヒトラーとか実在の人物が登場するものの、話は完全にフィクションで、史実とは全く異なります。


以下、思ったことを箇条書きで。
これから観ようと思ってる人は読まないほうがイイです。

・ランダ大佐の話術がすごく心地いい。柔らかな物腰と相まって、ついつい聞き入ってしまう。今作における、タランティーノ映画独特のほとんど無意味なセリフ回しは、この人に集約されています。

・「ユダヤの熊」の登場シーンで笑ってしまった。その前の尋問での「どでかいバットで脳みそぶっ飛ばす」などのセリフも踏まえて、出てきた瞬間のブチ切れ感がすごく良かった。「こいつ、怖ぇー」と思いつつ、なんかニヤけてしまった感じ。

・ブラッド・ピットはちょっと荒くれ者的な役がすごく似合う。バスターズメンバーを並べて訓示をしてるシーンや、捕まえたナチス兵を尋問するシーンはすごく愛嬌のある格好良さで、何度も観たくなるシーンです。

・相変わらず音楽が良い。映写室でのラストシーンで流れてくる音楽がすごく良かった。ただ、曲の途中でバッサリとシーンが変わってしまったので、曲も尻切れトンボになってたのが残念です。


贔屓込みで70点。
パーツとしてはすごく面白いシーンがたくさんありました。ただ、最終的になんとなく物足りない感じが残ったように思う。あと、上映時間が152分で結構長いせいもあって、終盤でちょっとダレるかもしれない。とはいえ、いつものタランティーノを期待して観に行けば、期待を裏切られることはないと思います。

この映画、公開から4日間は「面白くなかったら全額返金」っていうキャンペーンをやってて、全5章のうち、3章までに席を立った人にはチケット代を全額返金する、って内容でした。観てみると3章まではすごく話の展開を期待させる作りになっていたので、なるほど、と思った。
posted by ふぁじた at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月13日

しんぼる

昨日公開された「しんぼる」。
何かのきっかけでネタバレしたらイヤなので、さっそく観てきた。
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前売り特典の「ちんこマグネット」


前作の「大日本人」については公開時の感想にも書きましたが、あまりに難解すぎてふぁじたには理解できませんでした。DVDでもう一度観たときも、やっぱり分かりませんでした。ですので、今回の「しんぼる」についても、正直、見に行く前はかなり不安でした。また混乱した頭と唖然とした顔でスタッフロールを見ることになるのではないか、と。

が、「しんぼる」はかなり分かりやすくなってます。
少なくともふぁじたは、終わったあとに「面白かった。」と胸を張って言えるぐらいには理解できたと思う。ただ、その解釈が合っているかどうかは別の話です。

以下、ネタバレます。


壁や床に上の写真のようなちんこがいっぱい生えた(?)部屋に閉じこめられた男が、なんとかして部屋から脱出しようとする様子と、メキシコのとある町で強い若手レスラーとの対決を控えたベテランプロレスラーが、いつものように試合に臨んでいく様子が交互に描かれる。

ストーリーらしいストーリーはこんなぐらいです。
お笑い成分がかなり多めで、その内容もやたら分かりやすい。
基本的にレスラーのパートは笑い無しで、閉じこめられた男のパートは全面的にコント。

詳しくは省きますが、部屋にあるちんこを押すとそれぞれに応じて部屋に変化が起こる、っていうのが基本ルール。その変化をいかしてなんとか脱出しようと試行錯誤を繰り返す、っていう話。

最終的にはこの男の話とプロレスラーの話が接点を持つことになるんですが、その瞬間にふぁじたは唖然となった。で、数秒後に笑った。
動きが「獣」っぽいと思った。

とりあえずふぁじたの解釈としては「神様ができるまで」という感じ。
っていか、誰もがそう捉えるだろう、と思うので、実際にはもっと深い意味があるのかもしれません。

わりと面白いと思ったので83点ぐらいはつけたい。
前作でカンヌに行ったりしたせいか、今作では海外での公開を意識しているような部分が見られる。見た目や動きだけで単純に笑えるような感じです。
ただ、あいかわらずの松本人志っぷり全開なので、誰にでも勧められるような作品ではないことは間違いない。


どうでもいい話ですが、劇場の窓口でチケット買うときに、前に並んでた人が「ウルヴァリン」を観ようとしてたようなんですが「『ウルヴァリアン』お願いします。」とか言ってたのを聞いてしまい、何だか今日いけそうな気がする、と思ったりした。
posted by ふぁじた at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月07日

サマーウォーズ

サマーウォーズ」を観た。
「時をかける少女」に感動した前科があるので、観ないわけにはいかんかったのです。

とはいえ、すごい名作の後にびっくりするような凡作を出してしまう、ってことはよくあることなので、あまり過度な期待を持たずにいよう、と自分に言い聞かせながらの鑑賞でした。


「OZ」と呼ばれる、セカンドライフを10倍ぐらい進化させたような仮想空間が存在する世界での話。主人公の健二は、高校の先輩である夏希にバイトを依頼されて彼女の祖母の田舎へ同行することになる。そこで明かされたバイト内容は「自分の恋人を演じて欲しい」とのこと。夏希の親戚一同を前に健二が戸惑う中「OZ」のシステム障害がもとで現実世界でも大混乱が起こる。その解決に向けて、健二と夏希の親戚一同が立ち上がる。


最初に言ってしまうと確かに「時かけ」にはおよばなかったと思いますけど、間違いなく面白かったです。


以下、軽いネタバレを含みつつ感想を箇条書きで。

・親戚とか大家族ってイイなぁ。  ……フィクションで見る分には。

・「OZ」スゲー。もし実際にこんなものがあったとしたら、ひきこもり人口が今の10倍以上になるに違いない。

・仮想空間での格闘チャンプ「キング・カズマ」と聞いて、某「オーバーヒート」なゲームキングを思い出した。

・「キング・カズマ」と「ラブマシーン」の格闘シーンが良い。なんとなくですが動きにトニー・ジャー的なものを感じた。

・婆さんが格好良すぎる。世間が大混乱の最中、色んな所に電話かけまくって励ましたり、指示を出したりするシーンを観てたら、なんでか分からんけど泣きそうになった。

・主人公の印象が薄すぎる。最後のいい所はきっちり持っていったけど、それまでは一体何をしていたのか、という程度の扱いです。

・HPやらで見れる予告編のシーンがかなり終盤の超重要シーンだったりして驚いた。確かに一目で盛り上がるシーンではあるけど、そういうのは本編で初見になるようにしてもらいたい。


面白かったのは間違いないので75点ぐらい。
「時かけ」ほどの青春っぷりはない。
ハートフルな家族もの、ってこともない。
がっつりとしたアクションってわけでもない。
SFってほどはサイエンスをフィクションしていない。
そんな感じで、特に突き抜けたものがないのが欠点かもしれませんが
突き抜けてないだけでちゃんとそれなりのものは刺さってるので
観て損はないと思う。

それにしても「時かけ」の時はシートや音響も良くない小さな劇場での公開だったのに、今作は大きくて設備のイイ劇場での公開。
前作が大きく評価されたんだな、ってのが実感できてなんか嬉しかった。
次回作も大きな劇場で観れることを願っています。
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2008年09月20日

TV映画2本

最近観た「バットマン ビギンズ」と「ターミナル」について。

どちらもTVで放送してたのを録画したものです。

「バットマン」は同じアメコミものである「スパイダーマン」なんかと比べると、随分としぶい感じがしたし、ストーリー的にもしっかりとしてるように思いました。

かなり本筋とはずれる話ですが、アメリカと日本ではヒーローの変身に対する捉え方にかなりの違いがあると思うんですよ。

アメリカのヒーローって基本的にコスプレです。
要するに、変身しなくても本人が強いか、自己を強化するものを身に付けて強い力を持つか。
それに対して日本のヒーローっていうのは、強い力を得る引き替えというか条件として見た目が変わってしまう、って感じだと思うんですよ。

どっちがイイか、とは言えるようなもんじゃないと思うけど、個人的には日本式のほうがしっくりくる。っていうか、アメリカ式は妙に醒めてしまう。

「ターミナル」はかなり面白かった。
映画的にはよくある話、と言ってしまえばそれまでですが、やっぱりどん底の主人公の状況が、少しずつプラスになっていく過程と、その主人公を認めていく周りの人達の変化。
ベタなんですが、個人的に好きなタイプの映画です。

だからこそ、変に恋愛要素とかを入れられると白ける。
「それ、わざわざいるか?」と思ってしまうんですよ。

あと、駅に軟禁状態にされてでも果たしたい約束、っていうのが、若干しょぼい気がした。「それだけ?」ってなったし、実際にその約束を果たした後も妙にあっさりしてた感じ。
この部分にもう一山あったら、間違いなく「激名作」の一つになれたのになぁ、と非常に歯痒く思った。



長らく映画館にも行ってないなぁ。
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2008年08月10日

ジャーヘッド

ふぁじたは戦争映画が結構好きです。

そのなかでも特にベトナム戦争を扱った映画に興味をひかれる傾向があるように思います。それはベトナム戦争が2回の世界大戦を経験して、戦争というもののマイナス面が一般の人にまで広く知れ渡るようになってから起こった戦争ってことで、戦闘に参加してる兵士の考えやらが比較的、今の自分たちに近いからだと思います。

で、今回観た「ジャーヘッド」はそれよりも最近に起こった第一次湾岸戦争を扱ったモノです。

劇中で描かれているのは、砂漠で過ごす米兵達の退屈で過酷な日常。
吹き出してしまうような場面もあるぐらいに、すごくほのぼのとした感じです。若干品性に欠けた屈強な男達が集まって巫山戯合ってる、みたいなシーンが多いです。

いくつかの印象に残ったシーンについて。

冒頭で新兵が鬼教官にものすごく理不尽に怒鳴りつけられてるシーンがあって、「フルメタルジャケット」を彷彿とさせる。ただ、迫力的にはハートマン軍曹には遠く及ばない。あと「This is my rifle.」で始まるスローガンみたいなのを復唱するシーンもあって、これも「フルメタルジャケット」であった。こういうのを見てると、これは本当にやってることなんだなぁ、と実感させられた。

兵士達が「地獄の黙示録」を鑑賞するシーンで、某有名シーンを見ながら「ワルキューレの騎行」を大合唱。ヘリから機銃を撃つシーンではテンション上がりまくりで「殺せ!」とか叫ぶ。あの映画は明らかに米軍を批判するモノだと思うんですが、一部を切り取って戦意昂揚に使われてるってことに驚く。

クリスマスの酒盛り中に突然の火薬の炸裂音を聞いて、いきり立つ兵士達。それまで散々バカ騒ぎしてたのに、一気に兵士の顔になる。ただ、格好はパーティのままで、頭と股間にサンタの帽子だけをつけた男が「ぶっ殺してやる!」とか言ってるシーンは結構本気で笑った。

油田に火が付けられたことで原油の雨が降るシーン。
間違いなくこの世の地獄だ、と思った。

戦争映画好き補正がかかって85点。現代の戦争なんてこんなものなのかもしれない。血生臭い白兵戦するより、コンピューター制御されたミサイル打ち込む方が遙かに効率イイですしね。最後に戦争から帰ってきた兵士が普通に日常生活を送ってて、スーパーで飲み物の陳列とかやってるシーンには何とも言えない悲しさみたいなものを感じた。

ただ、第一次湾岸戦争から十数年経った今、ロシアとグルジアが戦争を始めたわけですが、その様子を見てるととても「ほのぼの」なんて感じはしない。ニュースなんかでは見えてこないものなのか、本当にないのか。
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2008年06月10日

ランボーの前に

ここ1ヶ月ほどの間に観た映画について。

トランスフォーマー
めっちゃ面白かった。
とにかくスゴくて、何回も見直した。
…みたいなことを友人に聞かされたので、信じて観てみた。
確かに凄かったですよ。
クルマやら戦闘機やらがガチャガチャと変型していく様子は見ていて気持ちいいです。
ただ、ある意味スゴ過ぎて、一体何が起こってるのかよく分からん、みたいなシーンが多々ありました。ロボの変型やら戦闘やらを至近距離から見るのは確かにすごいけど、もうちょっと俯瞰で見ないと何をしてるのか理解できないんですね。
例えるならば、ルービックキューブの世界チャンピオンが猛スピードでキューブを揃えていくのを見てる感じ。スゴイのは分かるけど、何してるのかは分からない。

モンスターズ・インク
とにかくピクサーのアニメ映画にはハズレがないですよね。
途中でオチが予想できてしまうような単純なストーリーなんですが、そんなことはどうでもイイぐらいにその世界観とか雰囲気に惹かれてしまう。
で、やっぱりCGがスゴイ。
サリーの毛皮のフカフカ感がハンパじゃなかったし。
EDのNG集も面白かったし、娯楽映画の見本みたいな映画だな、と思った。

ダイハード
ふぁじたは、ランボーにしてもそうでしたが「映画なんてほとんど観ないですよ」って人でも観てるような映画に限って、全然観てなかったりします。そんな映画の一つとしてダイハードも挙げられます。
タフガイな主人公が大変なピンチを乗り越えていって、要所要所で爆発とかもあったりする。
アメリカ映画の見本みたいな映画だな、と思った。

スパイダーマン2
スパイダーマンがクモの糸を駆使してニューヨークの摩天楼を自在に飛び回る姿はすごく気持ちイイ。
敵とのバトルシーンもCGを上手く使って、非常に迫力ある感じになってる。
…ただ、どんなにすごいシーンを見せられようが、カッコいいヒーローを描いていようが、自分のコスチュームをコインランドリーで洗濯してるようなヒーローをふぁじたは絶対に認めない。

パフューム ある人殺しの物語
絶対音感ならぬ絶対嗅覚みたいなものを持った主人公が、何人もの若い女性の香りを調合して、究極の香水を作ろうとする話。
言ってしまえば、臭いフェチの変態の一生、って感じです。
まぁ、人を選びそうな気はしますが、間違いなく傑作です。
究極の香水を目指すに至る動機。
その製法を確立するまでの試行錯誤。
完成した香水のもたらす効能。
念願の香水を手に入れた主人公の末路。
2時間半ぐらいある長い映画ですが、全然苦にならなかったです。


最近チョット映画づいてます。
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ランボー 最後の戦場

前日にシリーズ旧作をまとめて観ただけの、にわかファン状態で観てきました。
客層が若干野太い感じがしたのは気のせいじゃないと思う。

ストーリーは単純です。
タイとミャンマーの国境付近で隠遁生活を送るランボー。
支援物資を届けたいのでミャンマーへ連れて行ってくれと依頼するボランティア集団。
たどり着いた村で襲撃を受けて捕虜になるボランティア集団。
それを助けに行く傭兵達に同行するランボー。
ランボー、大暴れ。

公開前から言われていたことですが、残酷・グロ表現がハンパじゃない。
冒頭から首無し死体とかが普通に出てきますし、開始10分ほどでヒトが一人、地雷で木っ端微塵に吹っ飛びます。襲撃を受けて全滅した後でしばらく放置された村のシーンは壮絶で、スクリーンから腐臭が漂ってくるような気がするリアルっぷり。

そんなわけで、その辺りに耐性が無い人は絶対に観てはダメです。
それなりに大丈夫って人も覚悟して観たほうがイイかも知れません。
ふぁじたは普通に昼飯としてパンとか食いながら観てました。多分、どっか頭のネジが緩んでるんだと思います。

それにしてもロッキーの時も思いましたが、明らかにスタローンが昔よりデカくなってる。完全に筋肉だるまになってます。この人、大丈夫なんだろうか?なんか危ないクスリとかやってムリしてなければいいんですけど。

アクション的にはこれまでのような派手さは無い。
ただ、大雑把になったような気はする。大爆発と機関銃の掃射でお茶を濁した感じがしてしまいました。ランボーお得意の弓は今回も大活躍。今回は火薬入りの矢尻は無しですが、一番イイ場面で、一番イイ使い方をされたんじゃないかな、と思います。


にわかファンってことで補正が入っても65点ぐらい。
あくまでも佳作って感じです。
正直、ランボーが戦いに臨む動機がイマイチはっきりしないように思った。
まぁ実際は分からんでもないんですが、その程度でイイならこれまでは一体何をしておったのだ、みたいな気になる。

それにしても、ミャンマー軍がひたすら悪者として描かれていて、観ていて非常に不愉快になるんですが「どうせこいつら全員、最終的にはランボーにブチ殺されるんだな。」と思ってみてると少し落ち着きます。


決して悪くはない映画だと思いますが、ロッキー観た後だとやっぱり霞んでしまうなぁ。
posted by ふぁじた at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月08日

ランボー1〜3

ロッキーに続き、ランボーも続編が公開されました。

「ロッキー・ザ・ファイナル」の出来がハンパじゃなかったので、どうしてもランボーへの期待度も上がってしまうわけで、前売りとかも買って観に行く気は満々だったわけです。

が、一つ気になってたのは、ふぁじたがこれまでのランボーを全く観たことがないってことです。正直、「ランボーが機関銃とかブッ放して、暴れまくる映画でしょ?」ぐらいの認識しかなかった。あと「ブラック・ラグーン」からの「ランボーは戦闘ヘリを弓で墜とす」っていうトンデモ情報はあった。

そういうわけで、とりあえず映画に対する礼儀みたいな感じで旧作を全部観よう、と決めた。


で、全部観た。
一気に3作を観た。
ほとんどインターバル無しで、5時間程かけて観た。


いつもは、140分以上の映画だと面白くてもダレてしまうのに、ほとんどそんなこともなく楽しく観れた、って時点でまずはイイ映画認定ですよ。

「2」と「3」は想像してた通りの映画でしたが、「1」が全然雰囲気が違って驚いた。
なんといっても「1」ではランボーが一人も殺してなかったですし。
最後にランボーが大佐に自らの心情を吐露する場面はすごく良かった。

あとの2作は単純明快で爽快なヒロイックアクション映画で、何も考えずに観れる映画でしたね。さすがに、戦車相手に馬に乗って火炎瓶を片手に突っ込んでいく様子には笑いそうになりましたが。

そんなわけで個人的には「1」が傑作。「2」と「3」は「佳作」という印象でした。

まぁ、とりあえず旧作を全部観て気持ち的にスッキリしたところで、早速、ランボーの最新作を観に行ったわけです。

最新作の感想は後日。
posted by ふぁじた at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月17日

それでもボクはやってない

やや二日酔い気味の為、ぼんやりした頭で観た映画でしたが
終わる頃には完全に覚醒して興奮覚めやらぬ状態でした。


ストーリーとしては、とあるフリーターが身に覚えのない痴漢の容疑で逮捕されて、無実を証明するために裁判を戦うってもの。その過程を描く中で、日本の裁判制度についての問題提起を行う、って感じ。

正直、この映画は、めちゃ腹立つし、ヘコむし、怖いしで、
非常に精神衛生上よろしくない映画です。
タイトルから察すれば、最終的な判決もバレバレなわけですが、それでも判決を聞いたときの衝撃はデカかったなぁ。

一般人の感覚として「裁判」ってものは、ある事件における真実を明らかにしてくれるもの、みたいなのがあると思うんですよ。でも、そんなことは全然ないんじゃないか、とこの映画を観て感じてしまいました。

劇中で一番ショックだったのが「無罪判決は警察、検事の面子をつぶす。ようするに国家権力への楯突きになる。裁判官が『無罪』というには大変な能力と勇気が必要である。」って感じのこと。
そりゃ確かに裁判官だって人の子ですし、サラリーマンですから仕方ないかな、と納得するけど、納得できない話です。

ネガティブ方向ですが心には響いたので85点。
これはフィクションだから、と割り切れないのが怖い。今でも実際に同じような目に遭ってる人がいるわけですから。こんなことになったら、人間不信どころの話じゃないですよ。主人公の最後の一言に垣間見えた、ほんの少しの光明にすがりたいと思う。


それにしても電車通勤をしてる身としては、ホントに人事じゃない。
一応、ふぁじたの場合は、常に本読んでて両手がふさがってるので、疑われないと思ってるけど油断は出来ないですよ。女性専用車両だけじゃなく、完全に性別で車両を分けて欲しいと思わなくもないけど、それはそれで非常にむさ苦しいし、潤いがないのでつまらん。
悩ましいところです。
posted by ふぁじた at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

スウィーニー・トッド」観てきました。

悪徳判事によって無実の罪をきせられて妻を奪われた理髪師が、名前を変えてロンドンの街に戻ってくる。そこで、妻は毒をあおって、娘は判事の元で囚われていることを知り、復讐の機会を窺うために理髪店を再開する。そしてついに復讐の機会が訪れるものの、運悪く失敗してしまい次のチャンスも望めない状況になってしまう。絶望した彼は理髪店を訪れる客を次々と惨殺し、その死体は理髪店の下のパイ屋の女主人の協力でミートパイに加工されて売られた。
はたして、彼の復讐は叶うのか?
罪深い2人の行く末は?

正直、結構エグいです。
カミソリでズバズバと喉をかっ切っていきます。
真っ赤な血がビュービュー飛んでます。
観賞後にR-15になってることを知って驚きました。
てっきりR-18だと思ってたもんで。

あと、元がミュージカルだったりするせいか、とにかく歌います。
苦手な人は要注意ですが、個人的には結構イイ感じでしたよ。

全体的な雰囲気はすごく好き。
暗くなり過ぎない程度にどんよりとした感じ。
でも、殺人鬼とかカニバリズムとかを扱ってるにしては、ドロドロした感じが無くてスマートな雰囲気。トッドと女主人の人間離れした風貌がすごく良かったと思う。

ただ、気になったのはトッドが殺人鬼になる動機がいまいち曖昧な気がするところ。ふぁじたの理解力が乏しいだけかも知れませんが、なんか唐突な感じがしたんですよ。コレに関しては、原作ではしっかりと描かれている、ということを聞いたので、もうちょっとチャンとして欲しかったかもしれない。

70点ぐらいの佳作映画かなぁ。
「シザーハンズ」やら「チャーリー〜」みたいに、観賞後にしっかりと残るものが無いような気がしました。あえて言うなら「血飛沫」みたいな。雰囲気とかはすごくイイのに、もったいないなぁ、という印象を受けました。

それにしてもジョニー・デップはやっぱイイ。
歌もあれだけ出来るなんて、なんたる演技派っぷりでしょう。
次回作も期待してます。
posted by ふぁじた at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月20日

アース earth

2008年一本目の映画は「アース」です。

北極から始まって南極まで至る、地球の自然を堪能する旅。
まぁ、ストーリーもくそもないドキュメンタリー映画なんで
特に説明するようなこともないので単純に気になった部分について感想を。

まずはホッキョクグマ。
とりあえず冬眠の穴から母子が這い出てくるシーンで萌え。
ただ、それを撮影するにいたる状況がよく分からない。春が近くなった頃から、ずっと見張ってたってことなのか?そうだとしたらホントに頭が下がります。

タイガ。
地球上の全樹木の1/3がタイガにある、って事実にかなりの衝撃。タイガに春がくると地球の酸素濃度が変わるぐらいの量らしい。スケールのデカイ話です。

オシドリのヒナの巣立ちシーン。
木の幹作られた巣穴から下の落ち葉に、まだヨチヨチ歩きのヒナがダイブする様は自然とにやけてくるようなほのぼのっぷり。反則ですよ、アレは。

パプアニューギニアのゴクラクチョウ達による求愛ダンス。
なんかやりたい放題ですね、奴ら。
なんであんな風に進化して、それが残っていったのか。
たぶんあのダンスは30分ぐらい見てても飽きないと思う。

ザトウクジラの母子。
なんだかんだで、クジラの泳ぐ姿というのは圧巻です。
ふぁじたはああいう映像を観ると、いつも海の大きさについて考えが及ぶんですが、それについて考えると何とも言えん気分になる。ニュアンスとして似てるのは「絶望」だけど決して負ではない感情です。

狩りをするバショウカジキ。
個人的に映画中で一番感激したシーン。
あのデカイ図体が機敏に動いて、見事な背鰭を翻す姿はコレ以上ない美しさでした。1時間見てても飽きないと思う。

アシカを襲うホオジロザメ。
超迫力。海水浴に行く前には絶対に観ない方がいい映像です。

セイウチの群。
と、それを襲う餓死寸前のホッキョクグマ。
その結末を単純に自然の厳しさと受け止めていいものかどうか。

主観入りまくりで80点。
とにかくどの映像もすごいくて、どうやって撮ったのか、ってことを考えだすと、撮影スタッフに心からの感謝を述べたくなる。この手の映画は家でもじっくり観たいけど、14インチのTVで観てもありがたみがないだろうなぁ。

客入りが予想以上に多くて驚いた。
しかも半分ぐらいは子供。
これは良いことである、と信じたいなぁ。
posted by ふぁじた at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月30日

2007年下半期の映画

7月以降に全く映画について書いてませんが、観てないわけじゃない。

更新頻度を落としてた時期でもあり「そのうち書こう。」と思ってはいたものの、そのままズルズルと来てしまった次第です。若干記憶が薄れている部分もあり、一本ずつの丁寧な感想は書けそうにないので、簡単な感想をまとめて書きます。

300
強烈なまでの漢映画。
ほぼ全編を通してガチムチの漢達が大活躍です。アクションがかなり爽快で、体のパーツが剣でふっ飛んだりするようなシーンもありますが、それほど凄惨な印象は受けない。
出来る限り大画面で観るべき映画。

フェイスオフ
クレイジーな悪人役のニコラス・ケイジと、正義感溢れる刑事役のジョン・トラボルタっていうのはかなり新鮮で、特にニコラス・ケイジはかなり良かったと思いましたが、途中からはいつも通りの二人に戻ってちょっとガッカリでした。
ご都合主義な部分(刑務所からの脱出法とか)にツッコまず、素直な気持ちで観れば非常に楽しめる映画。

ロッカーズ
陣内孝則が実際にやってたバンド活動をもとにした映画。
ライブシーンの迫力がスゴイ。シリアスとコメディのバランスが絶妙。観てて熱くなるし、少なくともふぁじたは泣けた。
実話なだけにラストがつらい。

秒速5センチメートル
オムニバス形式の短編アニメ映画。
どこの誰が言い出したのか分からない名言「男の恋愛は『名前を付けて保存』、女の恋愛は『上書き保存』」を地でいく話。ということで、観る人が女性だと評価がすごく低くなりそうな気がします。
劇終盤で山崎まさよしの「One more time, One more chance」が流れてきて、サビに入った瞬間からの数分はヤバイ。今年一番の鳥肌シーンでした。

デスプルーフ in グラインドハウス
どういう話か、っていうのがすごく説明しにくい映画。
っていうか、ふぁじたも正直よく分かってないんですが、とりあえず雰囲気を楽しむ映画ということで良いのではないか、と。カーチェイスの迫力は見物ですし、車が正面衝突して乗員がクラッシュするシーンの異常に丁寧な描写もすごい。あと、エンディングテーマがすごく好き。

プラネットテラー in グラインドハウス
アクションに見せかけたコメディ映画。
売りである片足が機関銃になった女性が活躍するのが終盤、ってのが残念ではあるものの、十分に面白い。ヘリのプロペラを芝刈り機みたいにしてゾンビの首を刈ったり、ブリッジでロケットランチャ避けたりでやりたい放題。劇場で笑いを堪えるのに必死でした。


さて、来年も面白い映画に出会えますように。
posted by ふぁじた at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

大日本人

映画館で映画を観るときの最大の問題点。

それは周りに人がいる、ってことです。
特にコメディ的な要素がある場合、自分と違うポイントで笑ってる人間が近くにいることはかなりのストレスです。

ってことで「大日本人」を観るにあたっては、出来るかぎり人の少ない状態で観たかったので、有給とって平日の朝イチに行った。

で、観た。

…なんと言いますか、ギリギリで厳しい映画だなぁ、と思った。
これ、事前情報がシャットダウンされてたせいもあって、人によっては観た後に「金返せ!」って本気でキレるんじゃないかな、と思うんですけど。

以下、軽くネタバレしますので、イヤな人はご注意下さい。


日本各地に台風のように出現する「獣(じゅう)」と戦う「大日本人」である大佐藤さん。彼の祖父の代には国中で「大日本人」がもてはやされて羽振りも良かったが、今となっては厄介者扱いで、世間的なバッシングも強い。そんな大佐藤さんの密着インタビューのシーンが大半で、所々で「獣」と戦うシーンが挿入される。

ふぁじたの感想としてはとにかく「切ない」と感じた。「ごっつええ感じ」のDVD買ったときに「トカゲのおっさん」のコントをまとめて観たときと同じ感じ。その切なさの中から、どれだけ笑いを拾えるか、ってとこでこの映画の評価は変わってくるんじゃないかな、と思う。

「獣」との戦闘シーンは最初「キモッ!」って思ったけど、見慣れてくると悪くない。板尾(匂ウノ獣)との戦闘シーンは、間違いなくこの映画で一番分かりやすく笑えるシーンだと思うのに、劇場で周囲の客が全然笑ってなかったのが不思議でした。ふぁじたはこらえるのに必死。

とにかくいろんなことが詰め込まれまくってて、一回観ただけでは頭が整理しきれない。もう一回観たら全然違うポイントに気付くかもしれない。

暫定的に70点。ホントに「理解しきれてない」って部分がかなり多いと思うんですよ。そのせいもあってか「面白かった!」と自信を持って言えないんですよね。もう一度劇場に行く、ってことはないだろうけど、DVDになったらあらためてじっくり観たい映画です。


…ただ、これ「松本人志の映画」ってことで許されてる部分も大きいんだろうなぁ、と思う。全然無名の人がこの映画の監督なら「とんでもないクソ映画」と言われかねないところを「観たこと無い映画」とか「独特の感性による映画」とか言ってもらえてる。

そんな点からも、やっぱりこの映画はギリギリだと思う。
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2007年05月25日

飛ばねぇブタ

TVで「紅の豚」やってる。

やっぱ半端じゃないわ、この映画。
数あるジブリ映画(宮崎監督作品)の中でダントツでカッコイイ。
唯一、観てて泣ける映画でもある。

あくまでも想像でしかない。
けど、この映画だけは、宮崎監督が自分のためにワガママを通してつくった映画って気がする。全体から「ほら、カッコイイでしょ、コレ」みたいな雰囲気が溢れてる。エンジンの描写とか見てると、本当にこういうのが好きなんだろうなぁ、とか思うし。

やっぱりね、人って自分が好きなモノに関わってるのが一番イイんだろうなぁ、と思います。

DVD欲しいなぁ、とか思うし、いつか買う気ではあるけど、なんかきっかけがなくて買わずにいるなぁ。

…ただ、買っても観ないような気もする。
たまにTVでやってるのを観るぐらいのほうがちょうどイイのかもしれんなぁ。
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2007年05月02日

GW映画三本立て

なんか勢いに任せて映画を観まくった。

一つずつ感想を書くのも面倒なんで、軽めの感想をまとめて書く。

タイタニック
映画なんて観ねぇよ、って人でも題名ぐらいは知ってるであろう超有名映画です。いつか観よう、と思ってたけどなかなか観る気になれず、公開から10年以上経って、やっと観ました。

確かにすごい映画ですね。
とにかくタイタニックのセットがすごい。まぁ、どこまでCGが入ってるか分かりませんけども。あと、話には聞いてたけど沈没寸前まで演奏を続ける楽団の人達が良かった。「紳士らしく正装して船と運命を共にする」って言って、大混乱の船の中で船員にブランデーを所望する男性も格好良かった。

ただ、本筋の部分ではピクリっとも心動かされることはなかった。自覚はしてましたが、ふぁじたの恋愛映画不感症は結構な重症っぽい。

60点ぐらいかな。長すぎる(3時間15分)のも個人的にはマイナス。

サスペクト・ゼロ
公開当時に「セブンを越えた」なんて宣伝文句で期待を煽ったサイコサスペンス作品です。この手の映画が大好きなふぁじたとしては、かなり興味を惹かれた映画ではあるんですが、観終わった後に唖然とした。

久しぶりに本気でつまらん映画を観てしまった。
この映画の広報担当の人は、きっと映画を観て頭を抱えたに違いない。こんな映画、どこをウリにして宣伝すればいいのか、と。その結果、出てきた言葉が「セブンを越えた」ですよ。
とりあえず、色んな所に謝って欲しいと思う。

30点ぐらい。褒めるのが難しい映画です。

時をかける少女
これは前に映画館で観た時に感想かきましたね。
先日、ついにDVDが出たので早速購入。もう一度、ウチでゆっくりと落ち着いて観てみたけど、やっぱり面白かった。泣ける訳じゃないけど、なんか心に残る映画ですね。


連休中に観た映画が4本で、そのうち2本が船が沈む話、ってのもどうかと思う。
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2007年05月01日

男たちの大和/YAMATO

GWに映画観るのはある種の礼儀だ、とか思ってます。

ってことで、今年も映画観に行こう、と思ってたんですが、ふぁじた的大本命の「ロッキー」はもう観てしまって、それ以外の公開中の映画にはイマイチ惹かれるものが無いんで、大人しくウチでビデオやらDVDを観ようかな、と。

で、とりあえず観たのが「男たちの大和/YAMATO

戦艦大和の生き残りを養父に持つ女性が、大和の沈没地点にどうしても行きたい、ってことで、同じく大和の生き残りである老人・神尾の船で現場に向かう。その道中で神尾は大和の思い出、乗員達の生き様、そして最後の戦闘について話して聞かせる。

この映画、戦争映画にありがちな思想的な偏りがほとんどない。日本側の視点から作られてるけど、アメリカをただの「敵」として描いているだけで「悪」にはしていない。反戦を訴えるでもなく、戦争を賛美してるわけでもない。

ただ、そこにいた人達が何のために、何を思って戦って死んでいったのかを描いた人間ドラマでした。

結論から言うと、かなりイイ映画でした。
ボロボロ泣けました。
ただ、純粋に映画の内容に対してじゃないかもしれない。

欠点はそれなりにあります。
例えば、各乗員のエピソードが細切れに順不同で挿入されていくので、よく覚えてないと分かりにくいと思う。また、前述したように「思想的な偏りがない」ので、見方を変えれば何を訴えたいのか分からない映画でもあります。

ふぁじたが心を動かされたのは、登場人物達が「命を懸けて」戦っている様です。国、家族、友人などなど、守りたいものは人それぞれでしょうが、みんな自分の命を失ってでも守ろうとしてるんですよ。

そこまでして守りたいモノがありますか?

そんなことを考えたらなんか堪らん気分になった。
画面に映る人物達に対して抱いた感情は、尊敬であり、疑問であり、羨望であり、嫉妬でした。

映画の内容だけで考えて75点ぐらいかな。
戦争映画として見た場合は中途半端な感じがすると思う。人間ドラマとして見た場合も、どこかで見たような話が多いので新鮮さはない。でも、全体としてはよくまとまってて、俳優達の演技も良かった。戦闘シーンも迫力あったし、見て損はないと思う。

さて、以下は映画の感想とは別で、ふぁじたの個人的な考えです。

現代の日本が戦争に巻き込まれた時、どれだけの人が命を懸けて戦おうとするか。どこまで「個」を捨てられるのか。
これから起こる戦争はなんとしても阻止するべきだと思う。けど、過去に起こった戦争を否定することに大して意味があるとは思えない。
戦争で死んでいった人達が、今の日本を見てどんなことを思うんでしょうね。
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2007年04月23日

ロッキー・ザ・ファイナル

昨日の続きです。

ストーリーはまぁ単純です。
亡き妻の思い出に浸り、レストラン経営で生計を立て、客に昔の試合の話をしたりしながら日々を過ごしていたロッキーですが、自らの心の中にある何かを押さえられず「また戦いたい」と思うようになる。そして、あらためてプロボクサーのライセンスを取得、現ヘビー級チャンピオンとエキシビジョンマッチを行うこととなる。
で、トレーニングして試合。
いつものパターンと言えば確かにそうです。


映画の冒頭で、「ロッキー!ロッキー!」の歓声と共にロッキーのテーマが流れてきて、タイトルが現れる。
正直、これだけでちょっと泣きそうになりました。

とにかく序盤のロッキーは見てて切なくなるほど惨めです。
妻に先立たれて思い出の場所を巡っていたり、墓に向かって話かけてみたり、父が有名人であることにコンプレックスを感じている息子からは避けられてたり。

でも一度戦うと決めたら、ロッキーはやっぱりスゴイんですよ。
歴代のシリーズにおいても、トレーニングのシーンが見所にはなっているんですが、今作は今まで以上に良かった。「彼がこんなにつらいトレーニングをするのはなぜか?」なんてことを考えながら観てると、とにかく胸が熱くなる。

片手腕立て、牛肉のサンドバックなど、初代ロッキーを観たことある人には見覚えのあるようなシーンもいくつかあって、特にフィラデルフィア美術館の階段を駆け上がるシーンは周りに雪が降ってる、ってことによる視覚的な美点もあってか、作中屈指の名シーンになってます。

ちなみに、このフィラデルフィア美術館では今でも、階段を駆け上って一番上で拳をあげている人がいるらしい。映画のエンドロールでそんな人達の映像が流れるんですが、素直にうらやましい、と思った。

さて、その他の見所としては、試合をすることが決まったロッキーの元に「どうせ負けて恥かくから止めてくれ」と言いに来る息子に説教するシーンと、試合本番において強烈なフックを食らって、マットにヒザをついたロッキーが立ち上がってくるシーン。

どちらのシーンにも「打ちのめされてもあきらめるな、前に進め」みたいなメッセージが込められてるわけですが、これはまさにロッキーの口から発せられるメッセージだからこそ説得力があって、心に響いてくるんですよ。

思い入れの分も含めて97点。
スクリーンの中にいたのはシルベスタ・スタローンではなく、間違いなくイタリアの種馬、ロッキー・バルボアでした。試合中に「ロッキー!」コールが聞こえてくると、観ているこっちも思わず声が出そうになった。試合後の花道で、観客に向かって手を挙げて応える彼を見ていて出てくる言葉は「ありがとう」以外になかった。

そんなわけで、ロッキー最後の雄志を是非いろんな人に見たもらいたいと思いました。
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2007年04月22日

ロッキー・ザ・ファイナル、の前に

「ロッキー」ほど男女で評価が別れる映画は無いと思う。

ふぁじたが初めて「ロッキー」を観たのは中3の時。当時の担任の先生が道徳(今でもあるのか?)の時間に観せてくれたのが最初で、授業時間内に全部観るのは無理なんで、ボクシングシーンとかは早送りしながらでした。

その時の教室内のリアクションが明らかに男女で違ってたのをなんか覚えてます。終わった後に先生が「この後、『2』ではどうなって、『3』ではこうなって…」みたいな話を一生懸命に話してたときも同様。
…確かに今考えてみれば、ちょっと暑苦しい先生ですけどね。

で、残りのシリーズを全部観たのは大学生になってから。
世間でも言われてるように、確かに『5』はとんでもない駄作で、『4』も若干微妙ですが、それ以前の3作に関しては間違いなく名作だとふぁじたは思ってます。

『2』で息子が生まれたときに、エイドリアンが「お願いがある」って言って、笑顔で「勝って」って頼むシーン。あれで燃えないようなやつは男じゃない。

『3』でミッキーが死んで、ライバルだったアポロと組むようになるっていうシチュエーションは少年マンガでもありがちな展開ですが、それでもああいうのはすごく燃える。

ということで、以下の感想は「ロッキー」シリーズを一通り観た男のものだ、という前提で読んでください。


…ってことで内容について紹介しようと思ったんですが、前フリが長すぎて疲れたので、続きは明日書きます。なんか感想も結構長くなってしまいそうなんで。

とりあえず、初代ロッキーに匹敵する名作でした、とだけは言っておきます。
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2006年12月16日

ティム・バートンのコープスブライド

二日続けて映画です。

今日は「ティム・バートンのコープスブライド」。
ふぁじたの中ではタランティーノとティム・バートンは二大名監督として認識されていますが、とにかくティム・バートンの映画はおとぎ話的なものが多い。っていうか、ふぁじたが観たのが「ナイトメア・ビフォ・クリスマス」「シザーハンズ」「ビックフィッシュ」「チャーリーとチョコレート工場」ってことで、そういう系のモノばっかなだけですが。とにかく観賞後に「よかったなぁ〜」みたいな気分にさせられることが多いと思う。

「コープス〜」は「ナイトメア〜」と同じ人形劇。人形を少しずつ動かして撮影してパラパラ漫画の要領で見せる映画です。シーンによっては数秒作るのに一日がかりだったりするらしい。

両親の思惑による政略結婚みたいな感じで結婚することになったヴィクターは、結婚式のリハーサル中に逃げ出した先でエミリー(死人)と結婚の誓いをしてしまう。間違いだ、と訴えてエミリーから逃げようとするヴィクター。結婚を申し込まれたと思いこむエミリー。ヴィクターの結婚相手であるヴィクトリア。この3人による三角関係を軸にストーリーが展開する。ヴィクターはどちらの花嫁を選ぶのか?

面白かったですよ。
二人の花嫁が両方とも魅力的なんですよ。観ていて「これ、どちらを選んでもなんかスッキリしないバッドエンドになるんじゃないか?」とか思ったりするんですが、そこはちゃんとキレイに解決します。さすがだな、と思いました。

あと本筋以外に気になった部分。
「ナイトメア〜」に引き続き、主人公のペットのイヌ(死んでます)が登場する。
pic87

左:ゼロ(ナイトメア〜) 右:スクラップス(コープス〜)

これが非常にかわいらしい。骨だけのくせに。
これ以外の人物とかも骨やらゾンビ的なものだったりするくせに、全然イヤな感じがしない。これがホントの「キモかわいい」だ、と声を大にして言いたい。

多少の贔屓が混じって76点。1時間ちょっとの短い映画でもあるんで、気楽に観れる映画と思う。個人的にはヴィクターのヘタレっぷりが多少イラついたけど、それ以外のキャラの魅力で、充分お釣りが来ると思う。

子供向きではないけど、大人向きでもない。
そういうのも含めて、少し中途半端な映画かもしれません。
posted by ふぁじた at 22:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

トーク トゥ ハー

トーク トゥ ハー」です。

ちょっとマイナーな映画ですが、この映画が公開されていた時期におすぎが「イイ映画です」と褒めてたのを何かで見た覚えがあって、先日、TVでやってたのを録画してた。

題名通り、昏睡状態に陥ったアリシア(♀)に、介護士であるベニグノ(♂)がいろんなことを一方的に話しかけてるシーンが印象に残る。ストーリーを説明するのは難しいですが、テンポよく次々と話が展開していくので、観ていて飽きないと思う。

ただし、この話は観る人の捉え方次第で感動的にもなるし、全く逆の不愉快な話にもなるなぁ、と思った。核心に触れない程度に説明すると、介護をしているベニグノはアリシアが昏睡状態になる前から彼女のことが好きだったわけですが、彼女は別にそんな感じではないんですね。正直、ストーカーみたいな感じです。で、昏睡状態になって何の意思表示も出来ない彼女をベニグノが付きっきりで献身的な介護をするんです。
少なくともふぁじたは「それってどうなの?」みたいな感じがします。

ココで引っ掛かってしまうと、エンディングの印象もかなり変わってくる。

ようするに、ふぁじたには微妙な映画だった、ってことです。

難しいところですが、可もなく不可もなくな感じで50点。切なくて重い映画ですが、決して退屈な映画ではない。今の自分はこんな感想を抱いたけど、10年後ぐらいにもう一度観たら全然違う印象を持つかもしれない。

やっぱり、おすぎぐらいになると、こういう深いストーリーを求めるようになるんだろうか?
posted by ふぁじた at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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