2009年08月07日

サマーウォーズ

サマーウォーズ」を観た。
「時をかける少女」に感動した前科があるので、観ないわけにはいかんかったのです。

とはいえ、すごい名作の後にびっくりするような凡作を出してしまう、ってことはよくあることなので、あまり過度な期待を持たずにいよう、と自分に言い聞かせながらの鑑賞でした。


「OZ」と呼ばれる、セカンドライフを10倍ぐらい進化させたような仮想空間が存在する世界での話。主人公の健二は、高校の先輩である夏希にバイトを依頼されて彼女の祖母の田舎へ同行することになる。そこで明かされたバイト内容は「自分の恋人を演じて欲しい」とのこと。夏希の親戚一同を前に健二が戸惑う中「OZ」のシステム障害がもとで現実世界でも大混乱が起こる。その解決に向けて、健二と夏希の親戚一同が立ち上がる。


最初に言ってしまうと確かに「時かけ」にはおよばなかったと思いますけど、間違いなく面白かったです。


以下、軽いネタバレを含みつつ感想を箇条書きで。

・親戚とか大家族ってイイなぁ。  ……フィクションで見る分には。

・「OZ」スゲー。もし実際にこんなものがあったとしたら、ひきこもり人口が今の10倍以上になるに違いない。

・仮想空間での格闘チャンプ「キング・カズマ」と聞いて、某「オーバーヒート」なゲームキングを思い出した。

・「キング・カズマ」と「ラブマシーン」の格闘シーンが良い。なんとなくですが動きにトニー・ジャー的なものを感じた。

・婆さんが格好良すぎる。世間が大混乱の最中、色んな所に電話かけまくって励ましたり、指示を出したりするシーンを観てたら、なんでか分からんけど泣きそうになった。

・主人公の印象が薄すぎる。最後のいい所はきっちり持っていったけど、それまでは一体何をしていたのか、という程度の扱いです。

・HPやらで見れる予告編のシーンがかなり終盤の超重要シーンだったりして驚いた。確かに一目で盛り上がるシーンではあるけど、そういうのは本編で初見になるようにしてもらいたい。


面白かったのは間違いないので75点ぐらい。
「時かけ」ほどの青春っぷりはない。
ハートフルな家族もの、ってこともない。
がっつりとしたアクションってわけでもない。
SFってほどはサイエンスをフィクションしていない。
そんな感じで、特に突き抜けたものがないのが欠点かもしれませんが
突き抜けてないだけでちゃんとそれなりのものは刺さってるので
観て損はないと思う。

それにしても「時かけ」の時はシートや音響も良くない小さな劇場での公開だったのに、今作は大きくて設備のイイ劇場での公開。
前作が大きく評価されたんだな、ってのが実感できてなんか嬉しかった。
次回作も大きな劇場で観れることを願っています。
posted by ふぁじた at 23:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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